「ながら勉強」をやっぱりおすすめしない3つの理由

2020/06/13

音楽を聴きながら勉強している生徒を見かけることがあります。

他にもテレビを見ながら勉強したり、ラジオを聞きながら勉強している生徒もいるようです。

 

このような勉強方法で内容が頭に入ってきているのか、と疑問に思ったことがある人もいるでしょう。

 

結論から言ってしまうと、何かをしながら勉強することは一般的にはおすすめできません。

 

ながら勉強をおすすめしない理由や、ながら勉強をしても例外的にOKな状況をご紹介します。何かをしながら勉強している生徒は、これと読んで勉強の仕方を見直してみてください。

 

勉強効率を下げてしまうから

何かをしながら勉強をしていると、勉強効率が下がってしまいます。ふたつのことを同時にできる人間はいません。ふたつのことを同時にやっていると思っていても、実際はひとつのことしかしていないか、両方とも中途半端にしかできていないのです。

 

テレビを観ながら勉強している状況を考えてみてください。テレビを観ている時間は、全く勉強をしていないですよね。またCM中に勉強をしようとしても、頭の切り替えが難しく集中して勉強できていないでしょう。

 

1時間テレビを観ながら勉強したとしても、実際は10~20分しか勉強していないときと同じぐらいしか、内容が頭に入っていないことが多いのです。

 

ながら勉強の問題点のひとつに、勉強をした気になってしまうということがあります。他のことをしながらも、目の前に問題集や教科書などを開き勉強する姿勢でいるため、勘違いしやすい傾向があるのです。

 

もちろん、ながら勉強でもやらないよりはやった方がいいのですが、勉強効率が下がってしまうため、おすすめできません。

 

集中力を妨げるから

勉強効率に集中力は大きく関係しています。勉強しているにもかかわらず、頭に入ってこない経験をしたことがある生徒は多いはずです。逆に、普段よりも多くのことが頭に入った経験をしたことがある生徒もいるでしょう。

 

長時間勉強しても、他のことが気になったりして集中していなければ、勉強効率はあがりません。しかし、短時間しか勉強しなくても、集中できていれば勉強効率は高くなり、多くのことが学べるのです。

 

人間の脳は、同時にふたつのことには集中できないようになっています。そのため、何かをしながら勉強をしていると、そちらの方にも集中力が分散してしまい、完全には勉強に集中できないのです。

 

何かを暗記しなければいけないとき、暗記する内容以外のものが頭に入ってきてしまうと、効率は落ちてしまいます。暗記をするときは、余計な音が聞こえない静かな場所でするのが、最も効率がよいでしょう。

 

本番のテスト環境と異なるから

本番のテストは、他の生徒が問題用紙のページをめくる音や何かを書く音が聞こえるほど静かな所で受けます。普段、音楽を聴いたりテレビを観ながら勉強することに慣れてしまうと、静かな環境でテストを受けることに耐えられなくなってしまうかもしれません。

 

また、普段音楽を聴きながら勉強している生徒は、音楽以外の音が気になり集中出来なくなってしまう可能性もあります。

 

テストは緊張のために、普段通りの実力を発揮するのがただでさえ難しい状況です。過度に緊張しているようなケースでは、普段とは違う自分を自覚できます。しかし、わずかな精神的な乱れなどは気づきにくいですが、確実に影響を及ぼしています。問題文を読むのが少し遅くなる、普段より少しだけ計算ミスが起きやすいなど小さな影響ですが、それが重なり得点に現れてしまう可能性があります。

 

そのため、実力を発揮することを妨げる可能性がある要素は、できるだけ排除しておかなければいけません。テストと似たような静かな環境で、普段から勉強することに慣れておくのが望ましいです。

 

スキマ時間を使う「ながら」はOK

ながら勉強でも例外としてスキマ時間を使っての勉強は、おすすめします。移動しながら英単語の確認をする、お風呂に入りながら今日覚えた漢字の確認をするなどは積極的に行いましょう。

 

スキマ時間で勉強する内容は、理解を伴う新しいことではなく、暗記事項の復習を中心にするのが良いです。忘れていたとしても一度覚えたことであるため、何かをしながらでも覚え直しやすいでしょう。もしその時は覚え直さないとしても、暗記できていたかを確認するだけでも意味があります。

 

スキマ時間を有効に使うことは、使える時間が限られている受験勉強では合否に影響するほど重要です。

 

まとめ

ながら勉強をおすすめしない理由をご紹介しました。もちろん、家庭の事情で自宅が騒がしく、音楽を聞きながら勉強した方が集中できるという生徒もいるでしょう。

 

しかし、勉強効率や集中力、試験会場での状況などから考えても、ながら勉強は出来るだけしない方が良いです。勉強をしているのに成績があがらないという生徒は、どのように勉強しているのか見直してみましょう。