考える力

2018/11/23


〇挨拶

来週の火曜日、11/27は2018年の冬季講習の申込締切日です。事前にどの教科で何を達成していくかを必ず決めていこう。
また、悩んでいる会員は必ずコーチに相談すること。その際、漠然と聞くのではなく、「自分が何を達成したいか、
そのために自分はどうすべきと考えているのか」自分の考えを伝えること。最善の結果には最善の準備が必要不可欠。
最高の準備をしていこう。


〇「考える力」は「疑う力」

授業の中で何回か会員に話したことがあるのですが、私の中学時代の数学の点数はそれはひどいものでした。
特に中学校に入ってすぐの小学校の復習のテストの点数に関しては、今数学が苦手だと感じている会員に話しても、
「え・・・」といったリアクションを受けます。

当時の担任から「お前は考える努力をしていない」と喝を入れられたことがあります。点数の事もあり仕方がない
という気持ちもありましたが、これを言われてとても悔しかったのを覚えています。

数学の学習を始める前には必ず、その単元で使うべき公式を確認して例題に則った回答を心がけていたため、
そんなことを言われるとは夢にも思っていなかったのです。

その後、大学生になって教授に「本当に考える力のある奴は、教科書に書いてあることでさえも疑ってかかる」と言われました。中学校時代の担任の言葉の意味がようやくわかった気がします。

教科書に持っている内容が間違っていたらそれは大変な問題です。しかし、だからと言ってその内容を鵜呑みにするのは
「理解した」ことにはなりません。自分のイメージや、予想と違うのなら何が違うのか、本当に自分は間違っているのかを、
自分の納得がいくまで調べる。このような学習方法が考える力を鍛えるのには必要不可欠です。

例えば、高校数学の公式では、ある条件を満たしている時だけ適用されるものがあります。
この時、ただそれを飲み込むのではなく、「では、条件外ではどのようになるのか。別の公式があるのか、
それとも完全に不規則になるのか。」などと考えるだけでも、理解度は一つ上のレベルになるはずです。

歴史なら、ある出来事がある年に起こったことを覚える際に、「どうして前の年や次の年ではなく、この年なのか」
まで考えて、理由づけていくことでより一層記憶に残りやすくなるはずです。

当たり前こそ疑う。これを徹底していき、考える力を鍛えていこう。


BY MIURA KATSURA