見やすい!わかりやすい!塾講師が教える板書のコツ

2020/04/04

黒板
春から先生になられた方は、
「板書ってどうやったら良いんだろう…」
と悩んでいることだと思います。
今日は、板書のコツについて解説していきます。

 

見やすい!わかりやすい!板書のコツ3選

(1)全体のバランスを意識して書く

黒板から少し離れて、自分が書く字を客観的に見る意識で書くと、
きれいに書けることが多いです。

 

文字の大きさや傾きを揃えるだけで、まとまって見えるでしょう。
学校によっては、黒板に薄い補助線が引かれている場合もあるので、
それを有効活用しましょう。

 

(2)チョークの色に気をつける

カラフルにすれば見やすいわけではありません。
チョークの色は、ある程度絞る必要があります。

 

重要語句はこの色で書く、めあてやまとめはこの色で囲む…
のようにルールを決めましょう。

 

学校でルールを統一して取り組んでいる場合もあるので、
学年主任に確認してみましょう。

 

また、ユニバーサルデザインの観点から、
色覚に特性のある子どもも一定数いるので、
赤色や青色は文字を書くのは避けるのが無難です。

 

(3)板書の内容を精選する

新米教師にありがちなのが
黒板いっぱいにたくさん書く
掲示物をたくさん準備して隙間を埋める
というやり方です。

 

板書は多ければ多いほど良いわけではありません。
子どもにとってわかりやすいように、内容を精選する必要があります。

 

板書が大切な理由

(1)視覚的な援助

資料などを板書に掲示することで、視覚的な援助になります。
教師の説明だけでは、情報として不十分です。
子どもの理解を促すために、視覚的な援助として板書を有効活用しましょう。

 

(2)子どものノートに残る

板書だけでなく、口頭で説明したり、ICTを使ったりして授業を組み立てていると思います。
しかし、授業が終わって子どもの手元に残るのはノートやプリント類だけです。
黒板を消してしまっても、内容は子どものノートの中に残り続けます。
常にこの意識を持って、板書を組み立てていくようにしましょう。

 

(3)子どもからの評価につながる

子どもたちは、先生の板書はきれいで当たり前だと思っています。
「〇〇先生って字が汚いよね!」
「▲▲先生は大事なところがまとまっていて分かりやすいよね!」

 

子ども同士でこんな話もしていますし、それは自然と保護者の耳にも入っています。
子どもから信頼される教師になるためにも、板書の力は身につけておくべきです。

 

板書が上手になるためにすべきこと

(1)先輩の板書をよく観察する

実際に先輩の授業を見せてもらうことで多くのことを学ぶことができます。
公開授業や研究授業の際に、板書をよく観察してみてください。
直接質問をしたり、アドバイスをもらったりするのも良いと思いますし、
もしかしたら普段の授業でも、快く見せてくれる先生もいるかもしれません。

 

(2)板書計画を作成する

毎時間指導案を作るのはさすがに大変なので、簡単な板書計画で十分です。
板書計画を作成することで、全体のバランスを意識することができます。
板書計画がないと、「あれ?これは何色を使えば良いんだっけ?」
と小さなことでも焦ってしまい、授業をうまく進めることができません。

 

指導案を作るよりも、授業の具体的なイメージが持てるのでオススメです。
また、授業が終わった後には写真に取って残しておくと自分の財産になります。

 

(3)板書に関する本を読む

板書に関する教育書が多く出版されています。
積極的に読んで、力をつけていきましょう。

 

板書に関する本は、こんな本がオススメ

(1)「板書 きれいで読みやすい字を書くコツ (ナツメ社教育書ブックス) (日本語) 単行本 – 2013/2/15」

板書書籍1

 

この本では、実際に書かれた写真をもとに、分かりやすく具体的に解説してくれます。
新米教師にとってはマストの1冊だと思います。

 

(2)「改訂新版 小学校国語 板書で見る全単元の授業のすべて 」シリーズ

板書単元本

 

この本では、1時間ごとの板書計画例を載せてくれています。
板書計画を1から考えるのはとても大変なので、とても助かります。
国語だけでなく、いろんな教科がありますのでぜひチェックしてみてください。

 

ただ、学校で採用している教科書と内容が合わない場合があるので、
注意して購入するようにしてください。

 

(3)「子どもの力を引き出す 板書・ノート指導の基本とアイデア (ナツメ社教育書ブックス) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2016/2/12」

子どもの力を引き出す 板書・ノート指導の基本とアイデア

 

この本では、板書とノート指導について解説してくれています。
板書とノート指導は切っても切れない関係にあります。合わせて学んでいきましょう。

 

まとめ

今日は板書のコツについてまとめていきました。
日々の授業の中で「板書のコツ」を意識して、
子どもの学びが深まるような板書を作っていきましょう。