勉強をはじめたもののうまくいかないのはなぜか?その原因を突き止めよう!

2021/11/17

夢さぁ勉強を頑張ろうと始めたものの、なかなかうまく進まないことがあるでしょう。

これは目標イメージが明確でないからであり、「なんとなく~になりたい」くらいの目標ですと挫折をしてしまう原因となります。

そもそも未来に対する明確な目標イメ-ジがない事は、体の向く方向が定まらず、つねにあっちへフラフラこっちへフラフラとなってしまうのです。

つまり自分の目標イメ-ジを自身の潜在意識にまで刷り込めないと中途半端になってしまうのです。

自身の潜在意識の中に自身の目標を刷り込んでいきますと、次第に日々の行動が変わっていきます。

それは体が目標実現の方向へ向かい始めるからです。

要するになりたい未来へ自身を運んでくれるのです。

ですので、例えば「お金持ちになりたい」と思うのなら、「絶対、お金持ちになる」と何度も頭の中で、また口に出して唱えてみましょう。

 

では具体的に自身の潜在意識に目標を刷り込むにはどのような方法があるのでしょうか?

それには、今の自己評価ではなく、目標達成した未来の自己評価を軸に生きることが大切です。

未来の自分で生きると決め心を強く保つことは、すでに目標達成した自分ならどのように考えて行動するかという基準で物事を判断しているため、「現実が未来の自己評価に追いついてくる」感覚で様々なことを実現してくれるのです。

こうなりたいという自身でイメ-ジするセルフイメ-ジがなりたい自分自身へと運んでくれるといったイメ-ジでしょう。

具体的には、紙などに書く際に〇〇したい〇〇になりたいと書くのではなく、〇〇になったと書いてみましょう。

これは、〇〇になりたいと願望を書いてしまうと、自身の脳はまだ〇〇できていない人と自己評価を認識し、自身の脳は〇〇出来ていない人としての情報の優先度をあげてしまうのです。

また同様に自身の目的地が明確に向かって進んでいる中で、「自分はそんな目的地にたどり着ける器でない、そんな自信はない」と考えてしまうと自己評価が今のまま、つまり自己評価が低いままで目的地にたどり着くことは出来ません。

ただし目標に向かって進んでいく中で、誰でも経験のあります「スランプ」がつきものです。

「スランプ」とは心理的なもので、自分の思い込みから生まれるものです。

自分はダメなんだと自分で自分に刷り込んでいくことによって起こるそれが「スランプ」です。

この「スランプ」なんだと思い込むことが負の連鎖が続いてしまい、ますます良い結果から遠のいてしまうのです。

一方で一生懸命努力をしているからこそ「スランプ」を感じているとも言えます。

そんな「スランプ」は各分野の第一線で活躍する人たちにも起こります。

そこで、一流の彼らはどのように対処しているのでしょうか?

 

  • メジャ-リ-ガ- イチロ-選手

「スランプの対処はあえてなにもしない、そのままやり続ける」つまり、失敗したことを引きずると次の場面で必要以上にプレッシャ-を感じることになります。そこで1回1回を新しいものとして受け入れストレスを気にかけず、常に新鮮な気持ちを保つことで対処しています。

 

  • 将棋の羽生善治三冠王

負けが続いたとき、単なる不調によるものか、実力を反映しての負けなのかを見極める必要があるとし、実力が足りず負けが続いているのなら経験を積むしかなく勉強や練習をする必要があると判断し、また不調による負けの場合には気分転換こそが最大の対処法と捉え、散歩や旅行など感情のケアを心がけることでスランプの対処をしています。

 

そして勉強を進めていく中で、間違ってはいけないと考えることや完璧であることを徹底追及する学習態度では、勉強が進まず、完璧には程遠くなってしまいます。

ことこの間違ってはいけない・完璧でなければならないと考えることが日本人の英語力に如実に表れています。

中高6年最低でもこの長い間英語を学習してきている中で、こと会話となると全く話せない、英語話者のネイティブスピ-カ-を前にすると言葉が出てこないとよく目にする光景です。

間違ったらどうしよう、間違ったら恥ずかしいと多くの人は考えがちですが、大失敗をせずに一流になれる人はどこにもいません。

間違いをしながらも常に前進し続け高見を目指していく、ですので間違え=悪いことと考えるのはやめましょう。また完璧でないと恥ずかしい、完璧でなければいけないと考えることも自身の伸びる力の邪魔をします。

完璧主義を貫くことで、こと英語においては、話さなくなってしまう、これでは英語力は伸びません。

一方でスペイン人やフランス人は自身の母国語の発音を自負する傾向がありますので、日本人が不得意とするRの発音を母語訛りで堂々と話すのです。

彼らは第二言語の英語を話すときに母語の持つ魅力を余すことなく出し話をします。

また過去形の言い方ひとつにおいても通常edが付かない動詞でさえedをつけることもしばしばです。

間違いや完璧でなければならないと肩ひじを張るのではなくリラックスした気持ちを心がけましょう。