お悩み解決 第1弾 宿題に関して

2021/10/06

宿題

《宿題をしてから遊べといっても聞かない どうしたらいいでしょうか?》

こどもが勉強をしてくれない、というのは、ほとんどの親御さんの共通の悩みではないでしょうか。

小学校に入学すると、宿題が出されるようになり、たとえ30分でも机に向かわなければならなくなります。

しかし、こどもはなかなか机に向かおうとはせず、「早く勉強をしなさい。遊ぶ前に宿題をやりなさい。」というのが口癖のようになってしまっている親御さんも多いことでしょう。

 

まず宿題のメリットについてお話しします。

 

  1. 勉強するという習慣を付ける。 宿題の目安は一日30分程度で終わるものがほとんどで、一定時間以上、ある決まった時間に勉強を行うなど、勉強自体を習慣化するのに効果的です。ことわざに「継続は力なり」とありますが、繰り返しの学習は知識を積み重ねる上で非常に効果的です。
  2. 知識の定着化をはかる。我々人間は、その日で得た知識をなんと一日で74%も忘れてしまうそうです。そこで、繰り返し学習をする宿題には、うってつけなのです。
  3. 自分で考える力が向上し身に付く。
  4. いつ宿題をやるべきか、そして何分くらいかかりそうか、逆にいつまで遊んでいても大丈夫なのか等、「宿題」を一つすることに、様々なことを考えます。

 

そこで、ブログ『Kosodate LIFE』より 先輩ママ・パパ50人に「宿題をしないこどもへの対応」 より抜粋し、いくつか効果のあった「親の対応」をご紹介いたします。

  1. 宿題をするタイミングをこどもに任せる。この方法は、親のタイミングで宿題をやらせるのではなく、こどもに決めさせる方法です。そして、この時に気を付けなければならないことは、たとえ5分10分であっても、最低限必要なことはやったのですから、「宿題やったのね」「自分でできたんだね」と褒めてあげましょう。こうすることで、褒められることがうれしいために、勉強をすることも悪くないと感じるでしょう。寝る9時までの間好きな時間に宿題をしていい。その時間までに終わらない時は、朝1時間早く起きて宿題をしなさい」。こども本人にとって「今」やりたいことがあるため、早く宿題をしなさいとせかされたり、寝る直前や朝早くに起きてやるのも嫌なことと感じ、次第に自分から「宿題をやる!」とやるようになったそうです。
  2. 宿題後の楽しみを用意する。この方法は、ご褒美で釣る、ちょっとずるい気がする、気が引けてしまうと感じられるかもしれませんが、人間は大人であっても誰しも何かしらのご褒美があることは人をやる気にさせます。宿題を終えたらおやつを食べようなど明るく前向きな声掛けをその時のこどもの状態によって使い分けることでスム-ズに宿題に取り掛かることが出来るようになった。

 

 

《ぐずぐずしてて、なかなか勉強モードにはいれない、どうしたらいいのでしょうか?》

親御さんにとって、テレビやゲーム、スマ-トフォンに没頭しいっこうに宿題をする気配がない場合心配で仕様がないでしょう。

思わず、「宿題をやりなさい‼宿題をしない場合ゲームを取り上げるよ」などとこどもを追い立てしまうこともしばしばでしょう。

こどもの立場になって考えてみると、「いまやろうと思ったのに、やる気がおきなくなってしまった」と不満をこぼすでしょう。

険悪な雰囲気になってしまいますので、次の方法で問いかけをしてみましょう。

「何時から勉強をはじめるの?」これは、一見穏やかな物言いをしているように聞こえますが、実は「勉強しなさい」と命令するよりももっと、命令の意味を含んでいます。

なぜなら、「何時になったらはじめるの?」には、勉強をすることがすでに決まっていることになっていて、それを前提とした問いかけだからです。

つまり、勉強をするかしないかという選択の余地はそこにはないのです。これを心理学の言葉で言うと、「ダブルバインド」と言います。

ダブルとは二重、バインドとは、結びつけるもしくは拘束するという意味になります。

コミュニケーションにおいて、人間がある前提に拘束されてしまうことを言います。

身近な例ですと、セールスマンの常套手段ではないでしょうか。

「どちらにしますか」と聞き消費者には買わない選択肢がなくなるわけです。

このダブルバインドを利用したのが先ほどの「何時から勉強をはじめるの?」の問いになるのです。

「何時になったら?」と聞かれますと、こどもは、「〇時になったらやるよ」と答えざるをえなくなります。

その時間になり宿題をやらない場合ここで初めて叱ることが出来、この際に気を付けたいこととして、宿題をやらないことにではなく約束を守らないことを叱るようにしましょう。

但し、このダブルバインドは親御さんが知らない間に多用しこどもの自己肯定感を下げたり、メンタルに悪影響を与えたりすることになりますので、くれずれも気をつけ下さい。

おもちゃを片付けないなら、全部捨てるや遊び足りないこどもに対し、帰らないなら先に帰るわよ。

こういった言葉のやり取りですと「脅し」とこどもは捉えます。

ですので、多用は禁物です。