子どものための未来への哲学

2021/05/12

哲学

哲学と聞くと、なんだか難しい学問と考えてしまいますが、簡単に言うと、「世界や人生などの根本原理を追求する学問」のこと。

根本とは、「物事の基礎や一番な大事な部分」を言い、原理とは、「仕組みや法則のこと」を言います。

つまり、「世界や人生において最も大事な法則は何だろうか?」こういったことを追い求めていく学問が「哲学」です。

「答えのない問題」もしくは「答えが出にくい問題」を追求する学問です。

そして、現代における哲学は、「社会のあり方、個人のあり方などを追求していく考え」が中心で深く追求していく学問であると言えます。

 

例えば、「仕事はお金 やりがいのどちらを重視すべきか?」これを哲学と考えると、私達が抱いている哲学に対するイメ-ジも身近で分かりやすく感じるのではないでしょうか。

また、世界各校で行われ、日本でも行われ始めてきた「こども哲学」、答えが簡単にでない問い、一緒に考え合うことで、「考える力」がつき、自分の意見を明確に言えるようになり、違う意見や立場の人と一緒に生きていく力が身につくとされています。

1960年代にアメリカからスタ-トして、その後世界各国に広まった、簡単に答えが出ないことについて、子どもたちが自由に考え、自由に話し合う「こども哲学」が、日本の学校でも行われています。

 

ではここで一つのテ-マを取り上げていきます。

「元気が出ないとき、どうしたらいいのか?」それについての一つの回答は、

嫌なことほど、心の中で何度も反復し、嫌な感情ほどそれに浸りたくなります。

忘れてしまうと、自分にとって何か重大なものが失われてしまうような気がするからです。

逆にいいことや楽しいことは、それ自体で満ち足りているため、忘れてしまっても全然平気なのです。

誰かに嫌なことをされた時などは、その人に対する恨みつらみという形で、そのことを心の中に残しておきたいと考えます。

この感情に対し、自分自身のやり方を見つけ、自分の中で上手く処理する方法を身につけることが大切になってきます。

子どもの場合は、元気が出ない本当の理由や原因を、一度徹底的に考え直してみると良いでしょう。

理由や原因をあいまいにしておくのはダメで、出来たらその原因や理由を書いてみると良いでしょう。

書き終えたら、対策として何かできそうな事があるか考え同様に書いてみると良いでしょう。

全て考えつくしたら、そこで考えるのを止め、出来る対策を実行していくことにしましょう。

どうしようもないことに関してはあきらめが肝心です。

また、繰り返し考えないようにし、何でも良いので、他の事に没頭し、時がたつのを待ちましょう。

 

哲学と聞くと、難しいと認識してしまいますが、私たちの身近な疑問、それこそ哲学です。

家庭で、時にお子様と一緒に、意見交換してはいかがでしょうか?