はじめての予習・復習!大切さとコツを紹介

2020/06/12

「予習と復習両方をやってる時間がとれない場合、どちらをやった方がよいですか?」と生徒に聞かれたことがあります。

 

予習と復習はやる意味が異なり、どちらも大切です。

また、どちらに重点を置くかは、科目や生徒の学力によって異なります。

 

予習・復習の大切さやどちらを優先すべきかなどを説明します。

ここに書いてあることは、勉強をしていく上で基本となる考え方なので、読んで今後の勉強に活かしてください。

 

どうして予習復習が大切なのか?

予習は、より効果的に授業を受けるために大切です。

予習で、自分がわからない部分をチェックしておけば、その部分の説明になったら特に集中して聞くことで、授業を最大限に活用できます。

 

予習で勉強してきた部分は、授業を受けるとより理解が深まりますし、復習にもなるのです。

 

また、予習をしていれば、授業中に先生に指されたらどうしようとビクビクすることもなくなるため、落ち着いて授業を受けることができるでしょう。

 

復習は、習ったことを定着させるために大切です。

授業で1回聞いただけで、全てのことを覚えていられる人はいません。

そのため、授業を受けたあとに復習し、知識を定着させなければいけないのです。

 

また、わからなかった部分を確認せずに放っておくと、次の授業やテスト前などに影響が出てしまう可能性があります。

 

どちらを優先させるべき?

予習と復習のどちらを優先すべきかは、生徒の学力や科目によって異なります。

 

ひとりで教科書を読んでも90%以上の内容が理解できる生徒は、予習に重点を置くと良いでしょう。

このような生徒は基礎力があり、前の単元までの内容を理解しているため、予習でわからなかった部分を中心に授業を受けるのが効率がよいです。

復習は、予習のときにわからなかったところだけすればよいので、短時間ですむでしょう。

 

教科書を読んでもわからない部分がたくさんある生徒は、復習に重点を置きましょう。

わからない内容をひとりで考えてわかるようになることも大切ですが、苦痛に感じる生徒が多いですし、時間もかかってしまいます。

わかる部分だけ軽く予習をしてから授業を受けて、復習をしっかりすると効率がよいです。

 

次は科目別の話をします。

 

英語と数学は、積み上げが必要な科目のため、予習も復習もした方が良いでしょう。

しかし、強いて言えば英語は予習、数学は復習に重点を置くと効果的である生徒が多いです。

数学は、解き方を習ってから勉強した方が楽です。

英語は、教科書を音読して、わからない単語や文法事項を調べて、意味が取れない部分を授業で聞くと効率が良いです。

 

他の科目は、暗記要素が大きい科目は復習中心、理解要素が大きい科目は予習中心にすることをおすすめします。

暗記要素が大きい科目は、社会・古文・漢文・地学・生物・化学(無機・有機)、理解要素が大きい科目は、現代文・化学(理論)・物理。

暗記要素が大きい科目の中でも、理解要素が大きい単元はあるので、その単元を勉強するときは予習に重点を置くことをおすすめします。

 

理解要素が大きい科目は、初めて授業で説明されても理解できない部分が出やすいです。

それを防ぐために予習して理解しにくい部分をあらかじめチェックしておけば、授業でその部分を特に注意して聞くことで、理解できるようになる可能性があります。

 

暗記要素が大きい科目は、記憶を定着させることが大切であるため、復習に重点を置いた方が良いでしょう。

 

理解力がアップする予習のコツ

理解力がアップする予習のコツは、わからなかった部分をチェックしておくことです。

さらに、何が理解できなかったのか、どのようなことに注意して授業を受ければいいのかまでメモしておくと、授業を最大限に活かすことができます。

 

わからなかった部分の説明が始まったら、板書だけでなく先生の話しで理解するためのヒントになると感じたことは、ノートに書いておきましょう。

 

また、わからなかった部分の説明を受けているとき、どうしてわからなかったのか、どうして理解できるようになったのかまでメモしておくと、復習するときに便利です。

 

定着率がアップする復習のコツ

定着率がアップするコツは、復習するタイミングです。

タイミングは個人で異なっていますが、翌日まで覚えていられる人は多くありません。

そのため、その日のうちに復習するのが良いでしょう。

次に復習をするときのことを考えて、特に注意が必要な部分をチェックしておくと、さらに効果的です。

 

復習のときは、授業を聞いたばかりなので、わかっている問題が多いと思いますが、予習で問題を解いていない生徒は、しっかり解いてください。

本人はわかっていると思っても、実際に解いてみたら解けなかったということはよくあることです。

 

2回目の復習は3日後、3回目の復習は1週間後と徐々に間隔を延ばしていきましょう。

それを繰り返しているうちに、知識が定着していきます。

 

まとめ

予習と復習はどちらも大切です。予習と復習の目的を意識しながら、取り組めばより効果的です。

 

自分の学力や科目に合った勉強の仕方をすれば、最小限の労力で最大限の成果を達成することができます。