成績アップと睡眠時間の関係

2019/05/16

「蛍雪の功」という言葉は知っていますか?

夏はホタルの光で、冬は雪の明かりで勉強し続けたほど

苦労して勉学に励むさまを表した言葉です。

 

寝る間も惜しんで勉強や仕事をすることに

美徳や勤勉性を連想する人が多いですが、

実際にはあまり効果がありません。

 

寝る間も惜しんでいては、

成績は上がりません!

 

では、成績をアップさせるために

最適な睡眠時間はどれくらいなのか?

確認していきましょう。

 

学生の睡眠と学力の関係を調べると、

成績が上位の子ほど早い時間に寝ていることが

わかっています。

 

起きる時間は始業時間との関係で

ある程度固定されますから

早寝が出来ている子ほど

充分な睡眠時間が確保できていることになります。

 

最近の医学調査等によると

平均睡眠時間が9~11時間の生徒の成績は

9時間以下の生徒に比べて高いことがわかっています。

 

睡眠不足は集中力の低下、記憶力や認識力、

さらにはモチベーションの低下などもたらすなど

様々な悪影響があると指摘されています。

 

大人でも寝不足のまま日中仕事をしていると

ボーッとしてうまく頭が回らなくなることがあると思います。

 

2時間の睡眠不足があると

脳は「ほろ酔い」に近い状態になるそうです。

慢性的な寝不足はほろ酔い状態を続けるようなものです。

 

また、寝不足のまま勉強すると

覚えていたはずのことまで忘れやすくなります。

 

せっかく勉強したことが本番でできず

それを悔やんだり責めたりするようになれば

勉強に対する意欲や自信を喪失することになります。

 

寝不足が実力を発揮しづらい状況を作り、

本番の成績が伸びないことで落ち込み、

「もっと勉強しなくては!」

とさらに睡眠時間を削ろうとします。

 

思うような成績が出せない不甲斐なさに

ストレスを抱えるようになれば

貴重な睡眠時間も寝付きづらくなります。

 

怖い悪循環が始まってしまうことになります。

 

大人でさえ寝不足は辛く

日常生活に支障をきたすのですから

子どもにとってはより大きな問題になるのです。

 

テレビや漫画、ゲームやスマートフォン。

さらに最近はYoutubeなど

目を覚ますような誘惑が多いです。

 

テレビやスマートフォンなどは

光の刺激が強いので

就寝時間1時間は見ないようにするなど

上手に対処していく必要があります。

 

成績が良いから余裕があるので早く寝るのではなく、

早く寝るから脳の疲労が減り成績が良くなるのです。

 

意識的に睡眠時間を確保し、

本来の実力を発揮しやすい状況を維持していきましょう。