勉強をする上で日頃の生活習慣に気を付けよう―飲み物編

2022/01/21

生活習慣 飲み物

学力を向上させること=とにかく勉強をする、コツコツ続けることが大事ですが、勉強以外の日頃の生活習慣にも気を配り、自身の勉強スタイルを有意義なものにしてほしいです。

そこで、今回は、勉強のお供に飲み物が欠かせないわけですが、その飲み物の摂取のコツを取り上げていきます。

まず勉強をする上で水分補給がなぜ大切なのでしょうか。

それは水分が足りないと脳の働きは大きく低下してしまいます。

厄介なことに、私たちはなかなか水分不足を自覚出来ません。

のどの渇きに気づけるのは、体内の水分が正常値より2%ほど減少したときだそうです。

つまり2%とは、体内の60%が水分だと仮定するならば、体重60㎏の人だと720mlに相当します。

「喉が渇いた」と感じる頃には、すでにかなりの水分が失われていることになります。

そこで水分摂取のポイントとしては、1日1200ml以上を1日8回(起床時、朝食時、10時ごろ、昼食時、15時ごろ、夕食時、入浴時、就寝前)を目安に水分摂取に努めましょう。

ちなみに、お茶、コーヒ-など利尿作用がある飲み物はカウントされないので注意が必要です。

水分摂取の目的ではコーヒ-やエナジ-ドリンクはNGです。

カフェインには利尿作業があるため、むしろ体内の水分は排出されます。

軽度の脱水症状のようなだるさや倦怠感が現れるようです。

これでは効率は下がってしまいますので、コーヒ-やエナジ-ドリンクを飲んだ後は水をしっかり取ることを意識しましょう。

 

イ-ストロンドン大学とウエストミンスタ-大学による2013年の共同研究において、知的作業の前に水を飲まなかった人の反応時間は、約500mlの水を飲んだ人に比べ、14%も遅いことが分かりました。

このことからも、勉強に脳をフル回転させたいならば、水分不足にならないように気をつける必要があることは一目瞭然なのです。

 

ちなみに、勉強をする際に、飲む飲み物にコーヒ-、緑茶、エナジ-ドリンクなどが挙げられますが、こうした飲料にはカフェインが含まれています。

意外にも緑茶の中の玉露に関しては、コーヒ-よりもカフェインの含有量が高いです。

普段私たちが飲む煎茶やほうじ茶ウーロン茶は比較的カフェインは少ないです。

カフェインには、様々な健康効果があります。

カフェインと聞いて多くの人が思い浮かべるのが眠気を覚ます「覚醒作用」ですね。

カフェインには「中枢賦活作用」といって、一時的に脳を活性化する作用があります。

コーヒ-を飲んだ後、なんだか頭がスッキリするのは、この作用のためです。

そのほかの作用に、利尿作用、シミ予防、むくみ予防、冷え性改善などが挙げられます。

カフェインには、1回の摂取する量が決まっています。

健康な成人が1日に摂取しても問題のない量は400㎎とされています。

コンビニやカフェなどのドリップコーヒ-には、Sサイズ(240ml)だと96㎎ものカフェインが含まれているので、1日に2-4杯くらいが目安です。

眠いから、またはどんなに集中力を上げたいからと、決められた量を守らなければ逆効果です。

勉強する間ずっとカフェインを摂り続けているという人は、今日から注意してカフェインを摂るように心がけましょう。

カフェインの過剰摂取による副作用が心配されますので是非気を付けて摂取していただきたいです。

またカフェインの中枢賦活作用には、耐性という性質があり、飲み続けると効かなくなります。

この点も意識し、上手に付き合いましょう。

カフェインにおいて、夕方以降は脳を鎮める必要がありますので、カフェインは厳禁です。

代わりにミルクを飲んで、脳を落ち着かせる作用があるカルシウムを補給したほうが合理的です。

カフェインは寝る数時間前に摂取してしまうとよく眠れません。

体内からカフェインが完全に抜けた状態が睡眠にとってはベストです。

カフェインの効果は5~8時間続くため少なくとも就寝の8時間前から摂取を控えるべきでしょう。

ここで落とし穴となるのがビタミン剤です。

とくに総合ビタミン剤です。総合ビタミン剤をお飲みの方は、一度ラベルをチェックしてみてください。

無水カフェイン50㎎などと書かれているはずです。

ビタミン剤の摂取にも同様に気を付けましょう。

 

最後にカフェインのもたらすメリットについてですが、それは「カフェインが記憶力強化の効果をもつこと」です。

アメリカのジョンホプキンス大学の研究チームが行った実験では、200㎎のカフェイン錠(コーヒ-およそ2杯分に相当)を飲ませたグル-プとそうでないグル-プを対象に、1日が経過した後の画像記憶力を調査し、その結果、カフェインによって長期記憶が増強されることが分かったそうです。

コーヒ-やお茶などに含まれるカフェインは学習後に摂取すると記憶力を高める働きがあります。

勉強効率を上げるには、基本的にはミルクや砂糖なしのブラックコ-ヒ-がおすすめです。

コーヒを飲んでからカフェイン効果がで始めるまで30分くらいかかりますので、集中して勉強をしたい少し前にコーヒ-を飲むと効果のピークを勉強中に持ってくることが出来ます。

またカフェインの成分が多いのは、コーヒ-の焙煎具合の浅いさっぱりとしたコーヒ-を選ぶとよいでしょう。

 

いかがでしたか?勉強をする上で日常生活における心がけも大変大切になってきます。日頃の生活習慣にも目を向け意義ある勉強時間にしていきましょう。