なぜ勉強しているとお腹が空いてくるのか?

2020/09/19

空腹

 

勉強していると気になってくるのが空腹です。

学校でもお昼前の四時間目の授業で

グーグーお腹が鳴ってしまって困ったことがあるかもしれません。

 

受験生の中には夜食を密かな楽しみにしている人も

多いのではないでしょうか?

 

実は勉強しているとお腹が減ってくるのは

気のせいではなく、明確な理由があります。

 

そこでこの記事では

「どうして勉強するとお腹が減るのか?」

という素朴な疑問を解決していきます。

 

空腹への対処の方法なども合わせて紹介しますので

ぜひ参考にしてみてください。

 

どうして勉強するとお腹が減るのか?

 

勉強しているとお腹が減ってくる理由は、

「脳がカロリーを消費しているから」です。

 

脳で使われるエネルギー源はブドウ糖(グルコース)です。

勉強しているとグルコースが減っていき、

グルコースの濃度がある程度下がってくると

空腹のサインが出てきます。

 

身体を動かしているとお腹が空いてくるように

頭を使っているときもカロリーを消費します。

しかも、脳で使われるエネルギーは身体全体の

約2割にも及ぶと言われています。

 

囲碁や将棋の棋士は、対局の最中におやつを食べます。

対局は長時間集中して頭をフル回転させていますから、

それだけ脳が糖分を欲するのです。

 

つまり、勉強するとお腹が減ってくるのは

「しっかり頭を使った証拠」とも言えるということです。

 

「腹が減っては戦はできぬ」は本当?

 

勉強すると空腹になるメカニズムはわかったところで、

次に重要になってくるのが「食べるか否か」です。

 

(食べたいけど太るのはイヤ。でも

ずっと空腹だと気になって集中できない・・・。)

こんなジレンマに陥る人も多いようです。

 

結論を言うと、ある程度空腹の方が勉強効率が高まる傾向があります。

 

人間は空腹状態になるとグレリンというホルモンが分泌されます。

これは食欲促進ホルモンとも言われるホルモンで、

グレリンが分泌されることで空腹だと感じるようになります。

 

空腹になると私たちは本能的に集中力と緊張感が高まります。

飢餓状態は命に関わる大きな問題ですから

その分、思考も鋭くなっていきます。

 

逆に満腹になるとセロトニンが分泌され、

眠気を誘う物質の放出を促します。

満腹になると眠くなるのはこの働きによるものです。

 

人間だけではなくほとんどの動物が

このような動きをします。

 

満腹のライオンよりも空腹のライオンの方が脅威ですよね。

同じように人間も適度に空腹状態でいた方が

物事に集中して取り組めるようになります。

 

勉強中に空腹になった時の対処法

 

これまでの話で、頭を使うとブドウ糖を消耗すること、

しかし満腹になると眠くなってしまうことがわかっています。

 

つまり、勉強中に空腹になった際には

「満腹にならない程度の糖分を摂取すること」が重要です。

 

夜食の定番といえばおにぎりですが

実は理にかなった食べ物です。

クッキーや飴などもオススメです。

 

太るのを気にするのであれば

ヨーグルトやフルーツだと食べやすいかもしれません。

 

一緒にコーヒーを飲むのも良いです。

空腹を満たすものではありませんが、

カフェインが集中力を高めてくれます。

ただし飲みすぎると夜に眠れなくなってしまうので注意しましょう。

 

授業中にお腹が鳴ってしまったら?

 

・・・自宅や休日に勉強している時なら

上の方法を実践すると良いと思いますが

学校や塾の授業中の場合、食べるわけにもいきません。

 

授業中に「グーグー」お腹が鳴ってしまうと

恥ずかしくなってしまって授業どころではなくなります。

 

猫背で身体が丸まっていると

お腹が収縮されるので音が出やすくなります。

 

お腹が鳴るのを避けたいなら

できる限り背筋を伸ばして、

お腹を膨らませたり凹ませたりして

お腹を動かしてあげると良いそうです。

 

それでも鳴ってしまう場合は、

食べられる時まで集中するのみです。

「最初の一口目」をモチベーションに変えて頑張りましょう。

 

日頃の食生活も見直すこと

 

あまりに毎回空腹に悩まされてしまう方は

普段の食生活に問題がないか見直してみましょう。

 

食べる時間帯はできるだけ統一し、

体内時計を整えることも大切です。

 

栄養バランスが疎かになっていれば

体調を崩してしまったり

集中力や思考力が低下してしまったりなど

頑張りたいはずの勉強にも支障をきたす恐れがあります。

 

上で紹介したクッキーや飴なども

軽いからと食べすぎてしまえば

糖分のとりすぎで逆効果になるかもしれません。

 

食生活もしっかり自己管理することで

勉強の成果にもつながっていきます。

 

まとめ

 

素朴な疑問にお答えしてきましたが

最終的には食生活の見直しに発展し

意外と奥の深い話になりました。

 

何より勉強していてお腹が減るのは

一生懸命頭を使ったからということを

ぜひ忘れないでください。

 

頑張っているから空腹になるので

恥ずかしがることはなく、むしろ誇って良いくらいです。

 

これからもお腹が空くくらい勉強して

学力向上に向けて努力していきましょう。