筆圧が弱い人・強い人。勉強効率を高めるには?

2021/02/26

筆圧 勉強

 

人は文字を書く機会が多かれ少なかれあります。

そして、意識無意識問わず、その書く人の筆圧の強さや文字の大きさなどからその人の性格や精神状態が分かると言われています。

私たちが何気なく書いている文字、この文字から、隠れた性格や深層心理が丸裸になり、その人の書く文字の書き方によって、相手に与える印象も左右されます。

この筆跡からその人の性格や心理状態を読み取る学問の事を「筆跡心理学」と言い、日本では歴史が浅いですが、欧米では100年以上前から研究されております。フランスでは筆跡に関する国家資格も存在するほどメジャ-な学問になっています。この背景には、日本における押印文化とは違い、サイン文化であることが関係しています。

また最近では、面接や人事選考、婚活の場面などありとあらゆる場所で、この筆跡からその人を読み取る、その人をプロファイリングする場面が増えてきています。

では、一体筆圧の強さや文字の書き方からどんな性格や精神状態が分かるのでしょうか?

 

筆圧は強い方が良いの?弱い方が良いの?


普段から文字を書く時に力を込めて書いているつまり筆圧が強い人は、男性に多く、本能的でエネルギーに満ちあふれており、しっかりと自分の考えや価値観を持つ、何事にも積極的に取り組む持ち主と言えます。様々なことに強いこだわりを持っているため「個性的」でそして少し頑固な一面があります。

一方筆圧が弱い人は、周囲の空気に合わせられる協調性のある人で、自己主張は苦手なほうでありますが他者への共感性が高い持ち主と言えます。一方でちょっとしたことで傷ついたり自信をなくしてしまう一面があります。

文字を書く時の筆圧に関しては、それぞれが持つ本来の性格を判断する基準になりますが、その文字を書く人の精神状態をも大いに反映されます。

つまり、プレッシャ-やストレスを感じているときに、人は筆圧が強くなる傾向があります。プレッシャ-やストレスを抱えているときは、無駄に体や手に力が入ってしまい普段よりも濃い、筆圧の強い文字を書くことが起きてしまうそうです。

現代では、メールやSNS(LINE、インスタグラムなど)文字でやりとりをする機会がたくさんあり、親子間も例外ではありません。

たまにはお子様と交換ノ-トや手紙を書くといったアナログなやりとりを通じて、お子様の「言葉には出さない声」を読み取ってみませんか?きっと伝えたい何かが見えてくるでしょう。

加えて、ちょっとした会話の糸口に、筆跡を使用しての性格診断をしてみてはいかがでしょうか?

『土』・・・あなたはリーダータイプ?

土の字の突き出している縦線に注目してください。長いですか?それとも短いですか?

長い場合、良くも悪くも、我が強く人を引っ張るリーダータイプです。長ければ長いほど、自分の思い通りにならないとストレスを感じやすく、白黒はっきりさせたいそんなタイプです。反対に短い場合、縁の下の力持ちタイプで、自身の意見よりも周囲の意見を尊重するため、人間関係においては人と人とのつながりをスム-ズにすることが出来、短すぎると周囲の目を気にしすぎてしまうため、なかなか自身の意見を言い出せずストレスになってしまう傾向があります。

『大』・・・あなたは目立ちたがり?

大の漢字のはらいの部分に注目してください。長いですか?それとも短いですか?

長い場合特に左の方が長い場合目立ちたがり屋で寂しがりやタイプです。

右の方が長い場合、感受性豊かなタイプ。一方でのめりこみやすい性格なため、騙されやすい傾向があります。

短い場合感情では動かず、理性で物事を判断するタイプ。一方で理性に気が取られ、なかなか自然体でいることが出来ない傾向があります。

 

筆圧は強ければ良いというわけではない


筆圧の強い、弱い文字からそれぞれの長所短所が見て取れましたが、実際にはこの筆跡心理学を利用し、面接や婚活などで相手に与える印象を変える事だって出来ます。自身を演出することが可能なのです。

ただ筆圧が強ければ良いというわけでもなく、とりわけ勉強をする上でいくつかのデメリットが出てきます。

手や指が力んだ状態で文字を書いているため、疲れてしまう。長時間文字を書くことが嫌になってしまい、結果勉強すること自体嫌いになってしまい、勉強時の集中力の低下や学力の低下につながってしまいます。

猫背が筆圧を強くさせることに加担しています。猫背の場合前に体が傾くことで、頭の重さを手で支えようと手に力が入ってしまい、その結果筆圧が強くなってしまいます。

勉強においては、適度な強さが望ましいでしょう。

 

鉛筆・ペンは正しく持てていますか?


皆さんは自身の鉛筆やペンの持ち方に自信はありますか?物には正しい使い方があり、鉛筆やペンを正しく持つことは、いいことづくしです。

日本の学力のトップに入る東大生の約8割は鉛筆やペンを正しく持っていると言われております。

正しい鉛筆の持ち方は、親指と人差し指でマルを作り、そのマルに中指、薬指、小指をまるく包み込むように添えます。指先全体をふわっと持つのがコツで、通称「卵持ち」を意識します。また文字を書く時の正しい姿勢、それはおなかと机の間におにぎり一個分の間隔をあけ、両脇の下も同様におにぎり一個分をあけます。机と腕のラインは斜め45度を意識しますとノ-トを取る姿勢もかっこよく決まります。

 

適切に鉛筆・ペンを使えば学習効率アップ!


鉛筆やペンを正しく持つことは、学習効率がアップするメリットがたくさんあります。

先の東大生の約8割が正しい持ち方をしていることからも分かるように、ただ単に学校や家庭で正しい持ち方を指導することは躾のみならず、その後のお子様方の学力面にも大きな影響を与えます。

ここで一つエピソ-ドをご紹介します。

昨今話題になっている子ども4人を東大に合格させた佐藤亮子さんの著書『受験は母親が9割』において、佐藤氏は適度な筆圧の大切さを痛感したようです。佐藤氏の三男は筆圧が強く計算を間違えたり、計算が遅くなったりが度々あったそうです。これは文字が太く濃いため消しゴムで消したところを綺麗に消すことが出来なかったのが原因のようです。この三男の弱点に気付いた佐藤氏は、筆圧を適度にと指導したことから、ずいぶん計算間違いが減ったようです。

このように適度な筆圧には、文字をすっきり見せる効果があり、おのずと集中力もアップするようです。鉛筆やペンを正しく持つことは、文字が見やすくなり、書くスピ-ドもあがり、テストの点数がよくなります。また見やすい文字を書くことで理解力がつき、記憶にも残りやすくなります。学習効率をアップさせるうえで、正しい持ち方をすることは必要なのです。

 

まとめ


毎日人は文字を書きます。その文字の筆圧の強さや大きさから性格や精神状態を垣間見ることが出来、自身では気付かない一面を発見出来たりと、何気ない書く作業からたくさんのことが分かります。そして正しく鉛筆やペンを持つことは学習効率アップに大いに役立ちます。

デジタルツールを通してのコミュニケーションにも素敵な面はありますが、アナログツール(手紙や日記など)を通して親子間で文字のやりとりしてみませんか?